活動を再開したプロボクシング世界チャンピオン会が2月22日のトリプル世界戦の会場で試合前に行った能登半島地震にかかわる募金活動で集めた義援金を、石川県東京事務所を通じて送った。浜田剛史会長らが6日に訪れ、募金額55万1,739円を手渡したもの。
「世界チャンピオン会」は2010年にガッツ石松さんが提唱して発足した親睦団体で、日本のボクシング界で活躍し、今は引退している元世界チャンピオンたちを会員としている。社会貢献とボクシング界への寄与を目的とし、過去にも東日本大震災や熊本地震の際に募金活動をした実績がある。しばらく活動が止まっていたが、今年に入り、会長の座が石松さんから浜田さんにバトンタッチされて再スタートしている。
「まだまだ不自由な避難生活を続ける人々も多いと聞いています。機会があれば、できることをしていきたい」と浜田新会長は語っていた。
※写真は石川県東京事務所の中谷安孝所長に義援金を手渡す浜田剛史会長と右は会員のあ中島成雄、山中慎介さん