「亀には縁がある…」内藤大助さんが亀戸でジム開く

「亀には縁がある…」内藤大助さんが亀戸でジム開く
 
元WBC世界フライ級チャンピオンで引退後はテレビの解説者やタレントとして活動を続けている内藤大助さん(50歳)が東京・亀戸にボクシング・フィットネスジム「ElFinito」(エル・フィニート)をオープンした。6月14日には関係者、後援者ら約200人を招いて賑やかにオープン・セレモニーを催した。

この中には坂田健史、佐藤修、下田昭文、小国以載、江藤光喜の元世界チャンピオンをはじめ、長嶋健吾、菅原雅謙、中島吉謙、西島洋介らの元チャンピオン、親友の大島宏成さんほか多くの元ボクサーの姿も。ボクシング仲間との付き合いを大切にする内藤代表らしい賑やかな顔ぶれが揃った。

ジムは元自動車整備工場だったため天井が高く、ボクシングジムとしてもおあつらえむき。内藤代表は亀戸天神で知られるこの町には土地勘があり、若い頃に別な自動車修理工場で整備工として働いていたこともあったという。「何かと“亀”には縁があります」と、亀田兄弟との因縁に結びつけて笑いを誘っていた。
ジムの施設にはレールで移動する6基のサンドバッグなど、内藤代表らしいこだわりも。派手な看板もなく、外から中が見えないのは「女性会員は練習する姿を見られるのがイヤ。プライバシーに配慮しています」(内藤会長)とのことだった。

20歳でボクシングと出会い、人生が変わったという内藤さんは、ボクシングに対する恩返しの一環としてジムを開いたという。「老若男女多くの人にきてもらいたい」と内藤代表。プロジムとして協会加盟はまだ考えていないという。普通ならすぐにも営業を開始するところだが、内藤代表は3日前になんとアキレス腱断裂のケガを負い手術をしなければならなくなったため、しばらく先になるという。

El Finito 住所は、東京都江東区亀戸 4-45-16 ロジュマンベル1F(電話は手配中)
ジム開きはテープカットする内藤代表
ジムで自慢のレール式サンドバッグを背景に
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